燕三条の溶接職人・研磨職人が移動型コーヒースタンドをはじめた理由

ものづくりを通じた未来づくり

改めて、2020年に新潟県燕市でWing-D(ウィンディ)を創業したときの思いを立ち返り、MISSION(創業)、VISION(未来)を言葉に整え、価値の再設計をおこなった。

Wing-Dの由来

Wing/翼=羽根(ヒト)の集合体が翼(組織)となる思い。
D/月(半月)=組織全員で成長し、世界へ羽ばたく(ムーンショット)

wing-d

MISSION|担い続ける社会的使命

「ものづくりを通じた未来づくり」
新しいチャレンジを楽しめる、攻めの行動力。

VISION|目指すべき理想の未来

「つなぐ・みがく・羽ばたく」
つなぐ(溶接)、みがく(研磨)を通して羽ばたく(成長)組織でありたい。また、つなぐは「ヒトとヒト」、みがくは「自分とみんなの成長」、羽ばたくは「共通の目標を協力して成し遂げる組織」を意味する。

未来に向かうために現在地として、

CONCEPT|価値の再設計

「専門性を高めて、新しい価値をつくる」
私たちが求める組織で共有するべき価値観と行動原則のVALUEは「すべては笑顔と幸せのために」

CONCEPT

格別な一杯を”あなた”に届けたい

色々な場所で、色々な人が出会い、そこから新たなつながりや価値、笑顔が生まれる場そんなコーヒースタンドでありたいと思い「CROSS ROAD」と命名。

crossroad

現代社会はストレス社会であると感じ、「笑顔の時間より苦痛の時間が多い」ことを解決したいと思い、移動型コーヒースタンドを立ち上げた。

移動型コーヒースタンド

ものづくりが”食の安全”をつくる

食の安全は、原材料や製造、流通など多岐にわたり、製造する機械装置も安全対策の重要な部分である。食品メーカーの製造ラインは概ねステンレス製の機械・部品であり、私たちの本業である「溶接・研磨」が関わってくる。衛生面に重要なのはバフ研磨と言われる、表面をピカピカする磨きの技術である。ステンレス素材を溶接した後、必ず、溶接跡を磨くバフ研磨加工が必要である。この付加価値とされる技術は、日本三大集積地の一つである燕三条地域の燕市の強みの技術とされている。

燕三条の溶接

私たちは、食品業界の支えとなる事業者でありたいと位置づけている。
ステンレス素材の溶接・研磨ならWing-Dと言ってもらえるよう、チャレンジすることを止めない。

燕三条のバフ研磨